高温炉の制御と冷却水

電気炉電源装置および温度調節計

2006Bから応力測定用電気炉専用の電源装置と温度調節ユニットを準備しました.詳細はいかのマニュアルをお読みください.
電気炉電源装置および温度調節計のマニュアル

冷却水

  1. ホース類の接続,冷却水・排出バルブのclose,冷却水のレベルを確認
  2. 電源ON,冷却水の設定温度は,setボタンをしばらく押していると点滅するので, 矢印パネルから摂氏20度を入力する.点滅していない場合は,水温を表示しています.
  3. 水圧ゲージを小さくなるようにバイパス弁を調整( 水圧が大きすぎるとホースの破裂,漏水の危険あり,低圧の場合は炉・回折装置の熱損傷を招く
  4. 排出バルブ全開,ホースのジョイントなどから漏水がないかを確認しながら 徐々にopenする.Closeを0degとして220degを目安とする.(図参照)
    設定温度1100度でも冷却が十分な場合は,炉を外から触っても常温のままです. ただし,窓は冷却されていないので,1073Kでやや暖かく,1373Kでは熱くなります. しかし,1373Kでも窓のアラルダイト接着は変化しませんでした.
  5. シャットダウン
    吐出バルブ閉,排出バルブ閉,電源OFF